バビロンA.D. 我らがヴィン・ディーゼルのＳＦアクション。アクションやＣＧがよく、最近良く見るパルクールアクションもいい感じ。しかし、ヒロインがひたすらうざい。たとえるなら焼肉店で牛がかわいそうだから食べるのをやめろと店に火を放つ感じ。ラスト付近の唐突な展開に動揺を隠せない。スリー・キングス 湾岸戦争休戦直後、フセインの隠し財産の金塊のありかを記した地図を見つけ、その金塊をめぐっててんやわんやするお話。ブラックジョークや独特なシーンが多く飽きない。キャラを搾ってるため、戦争映画で日本人がよく陥る（少なくとも初見だと僕はよくなる）「あれ？このキャラさっき死ななかった？」的な誤解は生じない。表面的にはおちゃらけた雰囲気だが、奥底に煮えたぎるような反戦意識が見え隠れするいい作品。この映画に限ったことではないが、タイトルの意味を知っていると面白い作品は多々ある。スリー・キングス（東方の三博士）について調べると面白い話の構成となっている。００７ カジノ・ロワイヤル いわずと知れた００７新シリーズ第一作目。シリーズの雰囲気を決定付ける第一作目は非常にクール。ハードボイルド。やはりパルクールのアクションシーンは最高に燃える。有名なテーマ曲の使い方や、オリジナルカクテルの「ヴェスパー」など、ファンにはたまらないシーンがたくさん。見て損はしないが、次作「慰めの報酬」はなんか残念な出来だった。逆境ナイン 面白かった。チャウ・シンチーの少林サッカーとかカンフー・ハッスルみたいな展開だけど、そこまで突き抜けてない。比べるべきだとは思わない
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